木造住宅の構造や工法
住宅の構造には、RC造(鉄筋コンクリート造)、鉄骨造、木造などがあります。
特に一般住宅では、建設費用が安く抑えられることから、
木造がよく採用されています。
そして、木造の工法には、一般的には5種類あります
- 木造軸組工法(在来工法とも言います。)
日本において最も古くから施工されている技術で、
その信頼性は世界中でも認知されています。
柱・梁などの軸組(線材)部材を組み合わせ、建物の荷重を支えます。
さらに、筋交いや耐力壁・金物を使用し、耐震性を確保します。
施工できる工務店などが多く、一番、普及している工法です。
コストも最小限に抑えることが可能です。
- 木造枠組工法(ツーバイフォー工法とも言います。)
北米を中心に長く施工されている工法で、
日本においては明治初期から徐々に普及したとされています。
枠組みにパネル材を貼り、壁(面)で荷重を支えます。
得意とする工務店が限定され、工務店によっては、
必ずしも建設費用は安くなるとは言えません。
- 木造プレハブ工法
工場で予め生産・加工されたものを現場で組み立てる工法
特定のハウスメーカーで採用される工法です。
- 丸太組工法(ログハウスとも言います。)
供給会社や施工会社が限定されている工法です。
- 木造ラーメン工法
鉄骨造の工法を木造へ応用した工法で、体育館などの大空間に適しています。
空間の自由度は高くなりますが、
建設コストが高く、限られた施工会社で施工が可能です。
工法で耐震性や防火性などの性能の違いはありますが、
日本では建築基準法により、各基準や規定が設けられております。
よって、最低限の性能はどの工法でも確保されていますので、
ご安心ください。
弊社では、基本的には木造軸組工法(在来工法)をお勧めしています。
なぜなら、プランの自由度が高く、リフォーム時も対応しやすい工法であり、
耐震性や防火性などのグレードが選択しやすく、建設費も抑えられるからです。
何故かは改めて別のブログで詳しく説明させていただきますが、
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
- ※1. 耐震性や防火性については、別のブログで書きたいと思います。
- ※2. よく使用される木造軸組工法(在来工法)と木造枠組工法(ツーバイフォー工法)に
ついては別のブログで書きたいと思います。
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